お知らせ
2023.06.20第79回 日本弱視斜視学会総会(仙台) 参加・発表の報告
第79回日本弱視斜視学会総会で視能訓練士の野田信吾が一般講演にて発表いたしました。
「日本語版AS-20を用いた斜視患者の健康に関連した生活の質」
野田信吾 後関利明 高橋慎也 國見敬子 川野辺徹 石川恵里 田中裕一朗 小沢忠彦
弱視斜視学会は子供の視力の発達に関わる弱視や幅広い年齢に起こりうる斜視についての知識をアップデートできる学会です。
斜視は眼の位置ずれがある状態です。位置ずれがあると、人からどう思われるのかなど見た目にコンプレックスを抱えることがあります。
また、複視といって物が2つに見えるなど見え方にも影響を及ぼします。
今回、斜視が「ある方」と「ない方」にアンケートを実施しました。
斜視が「ある方」と「ない方」で比較すると、斜視「あり」では、人からのどのように見られているのか気になる方が多くいらっしゃいました。また、斜視があると日常生活に不便を感じることが多いこともわかりました。斜視の方が何に困っているかを体系的にまとめる、学会で発表したことで、全国の医療機関に届いたものと感じております。
当院は国際医療福祉大学 准教授 後関利明先生をお招きし、毎月第2水曜に斜視専門外来を開設しております。
見た目が気になる方、斜視で見え方が不自由な方がいらっしゃいましたら当院にご相談ください。
患者様の生活の質の向上のお手伝いができるよう日々研鑽に励んで参ります。