小沢眼科内科病院

ご挨拶

ご挨拶 01理事長挨拶

小沢眼科内科病院は、開設以来110年の長い歴史を持ち、国内で2番目に古い眼科専門病院です。どの時代も、最先端の医療、患者さまに喜んでいただける医療を心掛けてまいりました。その結果として100年以上にもわたる長期間、患者さまや医療関係者のご支持をいただき、今に至っております。病院(本院)と4ヶ所の診療所には、現在、医師が17名、職員総数250名が勤務しています。眼科、内科(糖尿病)を標榜し、眼科手術をはじめとする急性期医療から、糖尿病コントロール、糖尿病啓発活動、さらには、視覚障害者ロービジョントレーニング等、症状の安定した慢性期医療まで、広く対応しています。

診療は複数の担当医で治療を計画するなどのグループ診療を行い、標準的で偏りのない、安全な医療を目指しているのが特徴です。眼科診療の要諦である手術に関しては、本院には眼科用手術顕微鏡を備えた手術室5室が稼働しています。手術の種類としては白内障が年間約8,000件と最も多く、そのほとんどは現在の標準術式となっている小切開手術で行っており、日帰りでの手術も可能です。

理事長
理事長 小沢 忠彦

私は目にやさしく侵襲の少ない白内障手術をテーマとして、手術器機の研究を行っており、低侵襲水晶体乳化吸引装置である「プロペラチップ」を開発しました。その成果を2017年10月にポルトガルで開催されたヨーロッパ白内障屈折矯正手術学会で発表したところ、総合グランプリ(世界第1位)を受賞することができました。私が目指す「目にやさしい手術」が国際学会で認められ、世界第1位という名誉を頂いたことは、医療における安全を評価する時勢に受け入れられたのだと感じております。

先進医療の施設基準を満たしている当院では、多焦点眼内レンズや乱視用眼内レンズの挿入実績も多数あります。眼内レンズはライフスタイルに合わせた選択となりますが、これからも患者さまのニーズに応えていきたいと思っています。また当院では硝子体手術にも力を入れております。年間約1,400件の硝子体手術を行っておりますが、網膜剥離や糖尿病網膜症など難症例の手術が多いのが特徴です。地域の拠点病院としての役割を果たしながら、より良い医療をご提供できるよう日々精進してまいります。

当院は糖尿病内科も併設しております。糖尿病専門医である医師と糖尿病療養指導士の資格をもつスタッフが診療、指導を行っています。血糖コントロールなど全身管理をしながらの入院・手術が可能なため、糖尿病などの全身疾患を合併した患者様の受診も増えてきています。これからも、最新の医療、患者様の主体の医療、喜びの医療を我々の理念とし、「受診して良かった」と言っていただけるよう、より一層研鑽してまいります。

1958年
茨城県水戸市 出身
1977年
茨城県立水戸第一高等学校 卒業
1984年
日本医科大学 卒業
昭和大学医学部眼科学教室 入局
1988年
医学博士号 取得
1989年
医療法人 小沢眼科内科病院 病院長就任
日本眼科学会 眼科専門医
2008年
茨城県眼科医会 会長
2009年
日本眼科学会 眼科専門医指導医
2010年
日本眼科医会 常任理事
茨城県医師会救急医療協会 副会長
2012年
日本眼科学会 専門医制度委員
2013年
日本眼科学会 指導医認定委員
日本眼科学会 資格認定委員
日本眼科学会 卒後研修委員
2014年
日本専門医機構 基本領域専門医委員会 委員
2016年
日本医科大学 非常勤講師
昭和大学 客員教授
2018年
日本眼科医会 副会長
2020年
日本眼科医療機器協会 会長
日本眼科医会
副会長
日本眼科学会
専門医制度委員
指導医認定委員
資格認定委員
卒後研修委員
茨城県眼科医会
元会長
日本専門医機構基本領域専門医委員会
元委員
日本医療機器協会
副会長
茨城県アイバンク協会
常務理事
茨城県医師会救急医療協会
副会長
茨城県社会保険診療報酬支払基金∗
審査委員
日本年金機構∗
審査委員
茨城県心身障害児就学∗
指導員

∗地域医療への協力に力を入れています。

  • 日本眼科学会
  • 日本眼科手術学会
  • 日本眼内レンズ学会
  • 日本白内障学会
  • 日本糖尿病学会
  • 日本網膜硝子体学会
  • 日本角膜移植学会
  • 日本白内障屈折矯正手術学会
  • American Academy of Ophthalmology
  • American Society of Cataract and Refractive Surgery
  • European Society of Cataract and Refractive Surgeons
1992年
米国白内障屈折手術学会(ASCRS,サンディエゴ) 2位
2005年
米国白内障屈折手術学会(ASCRS,ワシントン) 1位
2017年
欧州白内障屈折手術学会(ESCRS,リスボン)
フィルムアワード Michael Blumenthal賞 グランプリ(総合1位)
  • 茨城県立 水戸第一高等学校
  • 学校法人 茨城高等学校・茨城中学校
  • 水戸市立 笠原小学校
  • 水戸市立 笠原中学校
  • 水戸市立 五軒小学校
  • 水戸市立 吉沢小学校
  • 水戸市立 稲荷第二小学校

ご挨拶 02院長挨拶

令和3年7月より吉沢町本院の6代目院長を拝命することになりました。私は東京医科歯科大学を卒業後、同大学眼科学教室で大野京子教授のもと強度近視の臨床研究(近視性牽引黄斑症のOCT解析)を行ってまいりました。都立病院に出向中に白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術を幅広く経験させて頂きました。日本有数の手術実績がある当院で力を発揮したいとの思いから、2015年に入職しました。網膜硝子体手術とくに裂孔原性網膜剥離の担当として実績を積み、2022年は年間800件以上の硝子体手術を執刀させて頂きました。

小沢眼科内科病院は1909年に水戸市五軒町に開院以来110年以上の歴史がある、国内でも有数の眼科病院で、地域における拠点病院としての役割を担ってきました。吉沢町本院は病床46床を有し、眼科医10名、内科医1名を含む職員160名以上が在籍しています。

吉沢町本院は眼腫瘍と眼窩底骨折を除くほぼ全ての眼科疾患に対応が可能です。一人の医師が全ての疾患を担当するのではなく、各々が専門に分かれ診療を行うことで、細分化された高度な治療を提供することが可能です。医師が多く在籍しているため、診断や治療に困る症例を気軽に相談が出来る風通しの良い環境です。病院の規模が大きくなると部署間のセクショナリズムが働き、機動力が落ちる傾向ですが、従来から「全ての急患を受ける」をモットーに全職員が一丸となって診療にあたってきた風土があり、フットワークが非常に軽い病院であることも大きな特徴です。緊急度の高い裂孔原性網膜剥離では基本的には当日対応させて頂きます。

院長
院長 田中 裕一朗

当院は糖尿病内科も併設しており、糖尿病専門医と管理栄養士による栄養指導を行っており、高血圧、脂質異常症など生活習慣病を幅広く診療しています。全身疾患を合併している眼科の患者様に対しては内科と連携を取ることで安心して治療を受けて頂くことが可能です。特に糖尿病網膜症を合併している方では内科と眼科が併診し、患者様の情報を共有することで最適な医療を提供することができます。

当院では「患者様からの声」を大切にしています。医療機関として最新の医療を提供することは当然ですが、「小沢眼科内科病院を受診して良かった!」と心から患者様に評価して頂ける病院作りを行ってまいります。患者様から頂いたご要望・ご意見は全て院内で共有し、出来る所から随時改善しております。病棟アンケート、googleの口コミやホームページのお問い合わせ欄の設置など、患者様から気軽に意見を頂けるよう工夫しております。

組織の要となるスタッフが才能を十分に発揮できるよう環境を整え、レベルの高いチーム医療を推進していきます。 当院の3つの理念である、「最新の医療」、「患者さま主体の医療」、「喜びの医療」を実践し「患者様に選ばれる日本一の眼科病院」を目指してまいります。

今後も皆様方の温かいご支援とご指導を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

平成18年
東京医科歯科大学 卒業
平成20年
東京医科歯科大学眼科学教室 入局
平成21年
東京都立多摩総合医療センター
平成24年
眼科専門医 取得
平成25年
東京都立駒込病院
平成27年
小沢眼科内科病院
令和1年
小沢眼科内科病院 副院長
令和3年
小沢眼科内科病院 院長
  • 日本眼科学会
  • 日本眼科医会
  • 日本眼科手術学会
  • 日本網膜硝子体学会
  • 日本白内障屈折矯正手術学会
  • American Academy of Ophthalmology
  • American Society of Cataract and Refractive Surgery

 

ご挨拶 03事務長挨拶

令和3年4月より、当法人にて27年ぶり2度目の事務長を拝命致しました。着任早々の令和3年7月、前院長 小沢忠彦から、現院長 田中裕一朗へバトンを渡すという大転換期を迎える事になりました。

幸い、コロナ禍の厳しい環境下にもかかわらず、医師・スタッフ総員のチーム力の結集で、新院長体制のスタートは、当院史上最多の手術件数を更新する結果となりました。これもひとえに当院へご来院頂ける患者様、ご紹介を賜わる先生方、多くの関連業者の皆様のお力添えの賜物と心より感謝申し上げます。

現在、新体制の小沢眼科内科病院は、大きく病院改革に取り組んでおります。試行錯誤の日々ですが、今後も若き田中院長を中心に最新の医療を目指し、研鑽と育成を怠らず社会的使命を果たすべく努めて参ります。又、旧態然としたルールの見直しや電子化に伴う院内改修を進めていくことで、伝統に固執すること無く、患者様にも職員にも心地良く、時代に即応した医療機関となれるよう、職員一丸となって喜びの医療を実践して参る所存です。引き続き皆様の温かいご指導ご鞭撻を賜わりますよう、職員一同に成り代わりお願い申し上げます。

事務長 事務長 石田裕信

 

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