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2025.01.16血管新生緑内障、多焦点眼内レンズ「TriDiff」のページを公開しました
血管新生緑内障、多焦点眼内レンズ「TriDiff」の詳細をご覧いただけるようになりました。
網膜の循環状態が不良になり、細かい血管に血流不足が生じます(虚血)。
虚血が進行すると血管新生因子が増加し、隅角に新生血管を生じ、房水の流れをせき止めてしまいます。これが原因で眼圧が上昇し、視神経が障害され視野障害をきたすものを血管新生緑内障と呼びます。
血管新生緑内障の原因として、糖尿病網膜症が代表的です。その他にも、網膜中心静脈閉塞症、網膜静脈分枝閉塞症、網膜動脈閉塞症、ぶどう膜炎、眼外傷、眼腫瘍、内眼手術後などがあげられます。
管新生緑内障は、緑内障の中でも治療成績は極めて不良で、早期発見・早期治療が大原則です。
■TriDiff
TriDiff(トライディフ)はイギリスのEyeol UK社製のレンズです。
TriDiffはプレート型の眼内レンズで回折型レンズは、遠方50%、中間20%、近方30%の割合で光エネルギーをバランスよく配分します。
独自の傾斜したトランジションゾーンでステップ高さ周辺に向け低くさせる構造により光エネルギーロスを10%以下に抑えられています。
強度近視の方でも対応でき、良好な近方の視力の獲得を可能にしました。
※TriDiffを使用した手術は、保険適応外のため自費診療となります。