小沢眼科内科病院

手術案内

小沢眼科内科病院では吉沢町本院、五軒町診療所、大宮診療所、神栖診療所で手術を行っております。

本院、各診療所で実施している手術



入院 日帰り 対応手術
吉沢町本院

白内障、緑内障、網膜・硝子体手術、眼瞼、涙道、斜視、硝子体内注射

五軒町診療所 × 白内障、涙道、硝子体内注射
大宮
診療所
× 白内障、眼瞼
神栖
診療所
× 白内障、硝子体手術、硝子体内注射

手術件数(2023年)

吉沢町本院
吉沢町本院
白内障手術
8,075件
網膜硝子体手術
1,572件
眼瞼手術
1,472件
涙道・鼻涙管手術
761件
緑内障手術
938件
斜視手術
163件
硝子体内注射
6,022件
五軒町診療所
五軒町診療所
白内障手術
819件
外来手術
165件
大宮診療所
大宮診療所
白内障手術(9月~)
67件
外来手術
519件
友部診療所
友部診療所
外来手術
418件
神栖診療所
神栖診療所
白内障手術
538件
硝子体手術(10月~)
9件
外来手術
196件

吉沢町本院で受けられる手術の特徴

  • ほぼ全ての眼疾患に対応(眼腫瘍、眼窩底骨折は除く)
    白内障手術・緑内障手術・硝子体手術・網膜剥離手術・角膜移植手術・涙嚢鼻腔吻合術・ 眼外傷・眼形成・眼瞼下垂等、多岐に渡ります。
  • 緊急手術は即日対応
    網膜剥離など緊急度が高い症例は、原則当日の手術対応をしています。
  • 全身麻酔での手術が可能
    麻酔科専門医を招聘しており、患者様の希望に応じて全身麻酔での施術も可能です。
  • 高度の医療レベルの維持
    常勤医師の専門外分野は、大学教授の定期来院による診察・手術で応需し、高度の医療レベルを維持しています。
  • 術後の急変時にも即座に対応
    46床の病室を有し、夜間や日曜・祝日も宿日直医が勤務しているため、術後の急変時にも即座に対応が可能です。内科も併設しているため、全身疾患の合併があり入院加療が必要な方でも安心して手術を受けていただけます。

白内障手術
白内障手術件数 白内障手術件数推移

当院では年間8,000件以上の白内障手術を行っています。
チン氏帯が弱い症例や瞳孔の開きが悪い症例など難症例手術に対応可能です。
様々な眼内レンズを取り扱っており、患者様のライフスタイルに合わせてお選びいただけます。

当院で取り扱う眼内レンズ

硝子体手術
硝子体手術件数 硝子体手術件数推移

当院では年間1,300件以上の硝子体手術を行っています。
直径0.4~0.5㎜の小切開低侵襲で手術を行うため、術後の回復も早いのが特徴です。
日帰り手術も可能です。
黄斑前膜や黄斑円孔などの黄斑疾患から、裂孔原性網膜剝離、増殖性硝子体網膜症、増殖糖尿病網膜症などの難度の高い手術全てに対応しており、県内外問わず、多くの患者様をご紹介いただいております。

    網膜剥離

    緊急度の高い症例は、原則当日の手術対応をしています。
    また、網膜剥離の再発を防ぐためには、初回の手術で確実に復位させることが重要です。
    当院の網膜剥離の初回復位率は95%と良好な成績をおさめています。


緑内障手術
緑内障手術件数 緑内障手術件数推移

線維柱帯切除術、線維柱帯切開術、難症例で行われるチューブシャント手術、低侵襲緑内障手術(iStent、谷戸フック、カフークによる線維柱帯切開術)など幅広い術式に対応しています。
2022年3月に国内承認を得たプリザーフロ®マイクロシャント緑内障ドレーンシステムを導入し、従来の線維柱帯切除術に比べて低侵襲で術後合併症のリスクが低下します。
手術以外でも選択的線維柱帯形成レーザー、毛様体マイクロパルスレーザーなど非観血的治療が通院で可能です。


眼瞼・涙道手術
眼瞼手術件数 眼瞼手術件数推移
涙道・鼻涙管手術件数 涙道・鼻涙管手術件数推移
手術案内

眼瞼全般(眼瞼下垂、眼瞼内反、眼瞼外反)の他、涙道内視鏡を用いたNST、鼻内・鼻外DCR(涙嚢鼻腔吻合術)を行っています。
眼瞼手術は加齢による眼瞼下垂、眼瞼皮膚弛緩症に対して保険診療で施術が可能です。
小切開で行っているため、ダウンタイムが短いのが特徴です。
先天性鼻涙管閉塞症に対する涙道内視鏡治療、眼瞼内反症、霰粒腫切開など小児に対する全身麻酔手術にも対応しています。
毎月第4、5水曜日の涙道外来では、涙道疾患が疑われる患者様に対して、当日の涙道内視鏡手術が可能です。


角膜移植手術

当院は、国内の民間病院として初の角膜移植を行いました。当時は国内での眼球提供がなく、米国ワシントンのインターナショナル・アイバンクより空輸による眼球提供を受けていました。
日本アイバンク協会より提供された角膜を用いた全層角膜移植、海外からの輸入角膜を用いた全層角膜移植(PKP)、角膜内皮移植術(DSAEK)、深層層状角膜移植術(DALK)を行っています。


ICL手術

角膜を削らずに柔らかい特殊なレンズを眼の中に入れて視力を矯正する治療です。
強度近視や乱視でも矯正可能です。
また、必要時にはレンズを取り出して元の状態に戻すことが可能なため、将来白内障になった場合もレンズを取り出し、白内障手術が受けられます。
ICL手術は保険適応外のため、自費診療となります。

白内障手術の流れ

眼科検査

視力が下がっていても、全て白内障が原因とは限りません。見えづらい原因が本当に白内障によるものかを確かめ、手術の適応を検討します。

手術の適応を決める検査
  • 視力・眼圧
  • 眼底(散瞳)
  • 光干渉断層計(OCT)
  • 角膜曲率半径
  • 眼軸長
  • 角膜内皮細胞

※必要に応じて、前眼部OCT検査、サージカルガイダンス、視野検査などを行います。

手術の日取りをご案内します。入院手術・日帰り手術のどちらにも対応しています。両眼の手術の場合、通常はまず片眼を手術した後、術後の回復が順調に進んでいることを確認のうえ、1〜2週後にもう片眼の手術を行います。多焦点眼内レンズの場合、術後の見え方にうまく適応できるかの確認のため、手術と手術の間は1〜2週間程度の間を置きます。

単焦点眼内レンズの場合(保険適応)
遠く合わせ
自動車の運転など、遠くを見るときには眼鏡は要りません。文字を読む、手芸を行う時などでは近用鏡(老眼鏡)が必要になります。
中間合わせ
1~2メートル程度の距離が眼鏡なしで見えます。自動車の運転などで遠くを見るとき、小さい文字などを近くではっきりと見るときにはそれぞれ遠用鏡と近用鏡が必要になります。部屋にいるときはなるべく眼鏡をかけたくない方向きです。
近く合わせ
普段は近視用の眼鏡をかけ、近くを見るときには外して見ます。

一般的には、もともと遠くが見えていた方には遠方合わせ、近視だった方には近方合わせを勧めます。近視でもコンタクトレンズを使い、眼鏡無しで過ごされていた方には、遠方合わせをお勧めすることもあります。

多焦点眼内レンズの場合(選定療養)
遠・中 あわせ
(2重焦点レンズ)
遠方と中間距離(およそ、手を伸ばした距離よりも先)がよく見えます。夜間の光のにじみは比較的少ないレンズです。運転やスポーツをすることが多く、近くよりも遠くがよく見えることを優先したい方に適しています。小さい字を読むときには眼鏡が必要になりやすいレンズです。
遠・近 あわせ
(2重焦点レンズ)
遠方と近方がよく見えます。近くを見るときに眼鏡が必要でなくなる見込みが高いレンズです。1メートル程度の中間距離は少しぼやけます。夜間の光のにじみは強めに出る可能性があるため、夜間に運転をせず、家の中で読書や手芸などが好きな方に適します。
遠・中・近 あわせ
(3重焦点レンズ)
遠方から近方までが比較的まんべんなく見えるレンズです。小さい字を読むときには眼鏡が必要になる場合があります。夜間の光のにじみは比較的少ないレンズです。平均的に及第点を取れるレンズと言えます。

多焦点眼内レンズの場合、手術の直後は霧視を感じることがあり、慣れるまでに時間を要する方がいます。

全身検査
  • 採血
  • 採尿
  • 心電図
  • 胸部レントゲン
手術当日のご案内

当日の来院時間・場所、持ち物などをご案内します。また、術前点眼の指導があります。
他の眼科様から白内障手術依頼の紹介状をお持ちで、遠方からお越しの方は、外来診察2日目の内容を初診時に済ませることが可能です。初診時の問診看護師に希望を伝えてください。

手術当日

入院手術は病棟で、日帰り手術では外来で受付します。術前点眼をつけながら、手術まで待機していただきます。看護師の指示に従ってください。

白内障手術
手術当日手術当日
手術当日
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