小沢眼科内科病院

レッドライト治療

レッドライト治療 01レッドライト治療とは

レッドライト
2014年に偶発的に長波長の650nmの赤色光が過剰な眼軸延長を抑制する効果を有することが発見されました。その後、2022年に米国眼科学会誌にその効果が報告され、低濃度アトロピンやオルソケラトロジーと同等かそれ以上の効果が期待できる近視進行抑制療法として世界で注目されています。
Eyerising(アイライジング)近視治療機器
使用する機器はEyerising(アイライジング)近視治療機器といい、オーストラリアのEyerising International社が製造する機器になります。(国内未承認)
<メーカーHP> https://www.eyerisinginternational.com/

近視治療の方法

可視光である650nmの赤色光を覗き込むことだけで、約90%の近視抑制効果があったと報告されています。
1回3分 1日2回 週5日

レッドライト治療
約90%の近視抑制効果Eyerising HPより引用

本治療は近視の進行を緩やかにする事を目的としており、近視進行を完全に止める治療ではありません。
低濃度アトロピンでは瞳孔径が大きくなるためレッドライト治療との併用療法はできません。

レッドライト治療 02レッドライト治療は以下の方にお勧めです

  • 近視が進行している方
  • 0.05%低濃度アトロピンでは眩しさで使用できず、0.01%の濃度に変更しなければならない方
  • 中学生以上で0.05%低濃度アトロピンの副作用が気になる方
  • 複数人で使用する場合 (お子様2人以上)

レッドライト治療 03受診の流れ

受診の流れ受診の流れ

レッドライト治療 04費用

レッドライト治療は保険適応外のため自費診療となります。

料金 内容
適応検査 11,000円
(税込)

視力・屈折・OCT・自発蛍光眼軸長・調節麻痺検査・瞳孔径

機器のお渡し 165,000円
(税込)
一人目:2年間の機器と検査・診察料
66,000円
(税込)
二人目以降:2年間の検査・診察料
1ヶ月後 初期費用に含まれます 視力・屈折・OCT・自発蛍光眼軸長・瞳孔径
6ヶ月後 視力・屈折・OCT・眼軸長・調節麻痺検査
1年後 視力・屈折・OCT・眼軸長・調節麻痺検査
1年半後 視力・屈折・OCT・眼軸長・調節麻痺検査
2年後 視力・屈折・OCT・眼軸長・調節麻痺検査
2年半後以降 5,500円
(税込)
視力・屈折・OCT・眼軸長・調節麻痺検査

【その他の費用】

Eyerisingは、当院での費用(機器、2年間の検査・診察)とは別途サブスクリプション料金をお支払いいただきます。患者様ご自身で、機器梱包上部に貼り付けされているQRコードを読み取り、ポータルサイトでユーザー登録及びサブスクリプション料金の支払い手続きをお願いいたします。

サブスクリプション料金
毎月払い 8,250円(税込)
1年分一括払い 89,100円(税込)10%割引
2年分一括払い 158,400円(税込)20%割引

機器の安全性

  • IEC 60825-1:2014 規格のクラス1相当のレーザー製品で、網膜への熱障害を起こさない為、眼球への直接照射は安全であると考えられており、海外で臨床試験においてレッドライト療法は良好な忍容性を示しました。
  • 短期的な副作用として、治療後に一時的にまぶしさ、閃光盲、残像が生じることがあります。通常、治療後に3分間程度目を閉じることでこれらの症状は消失します。また、治療回数を重ねることで症状の持続時間は短くなると言われています。まぶしさ、閃光盲、残像などの症状が5分を超えて続くことが3回以上あった場合は、本デバイスの使用を中止し、処方医の指示に従ってください。
  • 治療中に光過敏症、眼刺激、眼熱傷などの不快感が生じた場合は、本デバイスの使用を中止し、眼科医に相談してください。
  • 実臨床下において、本治療によって網膜障害と視力低下をきたした症例の報告があります。光治療に対する過敏症がある場合に起こる稀な有害事象と推察されており、治療中止数か月後に症状が回復したと報告されています。自覚症状として『治療後に5分以上持続するまぶしさや残像』の訴えが挙げられていますので、治療後に同様の症状が3回以上あった場合は、本デバイスの使用を中止し、処方医の指示に従ってください。
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